マイクロ波前処理装置

マイクロ波前処理装置の画像です

各容器の圧力を高精度に制御、分解温度を大幅に上昇可能
新技術で未知試料の分解も1度の実行で安全に処理可能。

ターボ冷却機能により処理時間が大幅に短縮。最短8分で処理可能。

様々な安全機能により、オペレーターや周囲の環境を保護。

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  • メーカー
    アントンパール・ジャパン㈱
  • 型式
    Multiwave GO Puls

特徴

【DMC(ダイレクトマルチモードキャビティ)】
 マイクロ波はダイレクトにサンプル領域に向けられ容器の装填箇所と容器内のサンプル充填状態に応じて
  自動的に調整されるためコンパクトな装置内で極めて効率的な加熱を実現します。
 

【SMART VENTテクノロジー】
 SMART VENTテクノロジーは各容器の圧力を高精度に制御します。
 20 barで過剰圧力が安全に開放され、分解温度を大幅に上昇させることができます。
 SMART VENTテクノロジーによって、重量のあるサンプルの分解のほか、反応挙動が異なるサンプル、
 挙動が判明していないサンプルの分解も1度の実行で安全に処理することが可能です。
 ターボ加熱及びターボ冷却コンセプトにより、処理時間が最小限に短縮されました。
 12個までのサンプルを20分未満で確実に処理します。

【妥協なき安全性】
様々な能動的/受動的安全機能により、あらゆる状況においてシステム、オペレータ、周囲の環境を保護します。

仕様

【ローター】 12HVT50ローター
【容器数】  1~12本
【容器/素材】 HVT50/PTFE-TFM
【容 量】  50ml
【充填量】  3~25ml
【圧力解放機能】 あり
【サンプル量】 容器あたり3g以下
【フッ化水素酸耐性】 あり

その他

マイクロ波前処理装置

モノモードではマイクロ波がダイレクトにサンプルに向けられるため、省面積のシステムで非常に効率的な加熱が可能です。
マルチモードでは1度の実行で複数のサンプルの前処理を行うことができます。ターボ冷却プロセスにより、ローターの12のポジションに全て装填した状態で、最短8分という画期的な冷却時間を実現します。

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