TG-TDA-FTIR同時測定システム

TG-TDA-FTIR同時測定システムの画像です

熱分析では試料の温度変化の分析は可能ですが、試料からの気化生成物の定性分析までは分かりません。                 フーリエ赤外分光法(FTIR)を同時に行うことで、揮発や熱分解によって生成するガス成分の定性分析を行い、生成量の変化を温度変化に対して追跡することができます。

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  • メーカー
    ThermoFisher+リガク

特徴

  • TG-DTAで発生したガスの赤外スペクトルをリアルタイム分析
  • 成分ごとの赤外吸収スペクトルの強度変化グラフ、3D表示など多彩な表示が可能
  • TG用の気相ライブラリによるスペクトル検索
  • Mercury TGA™機能により同時に発生する混合状態のガス種を自動判別

その他

TG-TDA-FTIR同時測定システム

試料を加熱した際に発生するガスを分析する手法(EGA)、その中でもTG-DTA-MSやTG-DTA-FTIRに近年、期待が寄せられています。                                                    これは複数の熱分析技法を別々に適用しても、熱分析の動的性格を反映した試料の状態は、同じとは限らないことに起因しています。                                                  複合技法は情報量が飛躍的に増えるだけでなく、測定対象試料が同一のため、総合的な知見が得られ極めて有効です。
TG-FTIRは、有機物・ポリマー・医薬品・セラミックス・無機材料などさまざまな材料に対して応用可能です。

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